11月00日


え〜・・・

以前・・・

十年前ぐらいでしょうか・・・

夜、寝ている時に突然

激しい痛みを左腕に感じました

何が原因かはまるっきり分からず

頑張って痛みをこらえてまた寝に入ろうとするのですが

これまたマジでイタイ・・・

とても寝れはしないと判断し

夜間も受け入れのある大きな病院へと駆け込みました


結局そこでは腕の固定と痛み止めの処方のみに終わり

原因は分からずじまい・・・


次の日には痛みも無くなり

普段の生活をしておりました・・・


更に数ヵ月後・・・

また同じような痛みが発生し

「今回もすぐに痛みは無くなるだろう」と勝手に自己診断を下し

市販されている痛み止めを飲み

患部(左手手首)には湿布をしてその場しのぎ・・・


案の定、次の日には痛みも無くなり、また普段の生活・・・


更に数ヵ月後・・・

同じ場所に痛みを感じ

「これは腱鞘炎(けんしょうえん)だろう」とまた勝手な自己診断

そんなことを数年続けてまいりました・・・


当初は痛みが発生しても

1〜2日でまるっきり痛みは無くなり

普通の生活が出来ていたのですが

回数が重なる度に

3〜4日・・・

5〜7日・・・

と、徐々に痛みが継続する日が伸びていったのです


近年では痛みが出ると2ヵ月間は痛み止めと湿布の世話になる始末・・・

それに伴い、手首の曲がる角度が徐々に狭まれていったのです・・・

   十年経った手首の曲がる角度  オンマウスで

流石にここまで手が曲がらなくなると日常生活でも支障がいくつか出てまいります


1.腕立て伏せが出来ません(^^ゞ

2.自転車、オートバイに乗れません(^^ゞ

3.鉄棒で懸垂が出来ません(^^ゞ

4.正常位で手がつけません(^^ゞ(^^ゞ(^^ゞ


冗談さておき・・・

(^^ゞ


日常生活は制限されながらもなんとかクリアできていたのです

問題は「痛み」が発生している時でした


まず・・・

シャツのボタンが止められません

ズボンのファスナー上げられません

トイレで大の後始末(ケツ拭き)は無理

などなどなど・・・


これはもうしょうがないのかな・・・

と、諦めて右手メインの生活が何年も続いておりました


そんな時

以前、採集記の中で鎖骨(さこつ)が出っ張ってきてしまった事を書いた時があったと思いますが

その時の診察で一緒に左手も診てもらったのです

そしたら

「なんでこんなになるまでほっておいたの・・・ちょっと大変な手術になるけど治るよ!」

と、その時に言われたんです

その時、人生観が「パァ〜っ」と変わった気がしました


「俺の手・・・治るんだ」


そう思ったら嬉しくて嬉しくて・・・


それから・・・

手を専門でやっている外科病院をネットで探しまくりました

(鎖骨を診てもらった病院では無理と言われましたもので・・・)


そしたら私の住んでいる市内にあったんです・・・

これまた以前、腰痛で通っていた(採集記にも出てまいります)病院がそうだったんです・・・


手術を前提でここの病院の門を叩きました

レントゲンやMRI、血液検査などを繰り返し

やっとの思いで手術入院・・・


長かった・・・


これでやっと楽になれる・・・


そう思うだけで幸せでした・・・


手術を行うまでは・・・

   左手首が捌かれた状態(^^ゞ

結局、私の手首は「関節リウマチ」という病名で

「左手関節変形性関節症」と診断されました

「関節リウマチ」というのは自ら骨と骨の間にある軟骨を破壊してしまうという病気らしく

根源から治療することは現在は出来ず

発症した部分を手術するしか手立てがないそうです

今後、肘や膝にも発症する可能性は無きなしもあらず・・・とのことです


で、今回の手術の内容はといいますと

腕の骨と手の骨(指の骨)との間にある小さな骨を取り除いてしまうというものでした

その小さな骨の上下にある軟骨が無くなってしまっているので

手首が曲がらない状態になっているとの事です

この骨が無くなってしまえば腕の骨と手の骨(指の骨)の間に隙間が出来るので

今までと同じように手首を曲げる事が出来るようになるそうです・・・

   骨が取り除かれてしまった私の手・・・(手首を横から撮影されたものです)

人工関節というのもあるそうなのですが

費用がかさむのと同時に術後の経過がよろしくない・・・

荒療治ではあるがこれが一番!

と、何度もこの手術を経験している主治医は言います・・・

しかし・・・

素人の考えなのですが

「骨が無くても平気なの?」

と、何度も問いかけました


大丈夫みたいです・・・(^^ゞ

   手術後の私の左手

ぐるぐる巻きでございます(TOT)


しかし、まぁ・・・

今思えばですが

手首が曲がらない状態で

台場クヌギやブナ立ち枯れに登ってみたり・・・

斜度45度はあろうかと思う様な斜面を四つん這いで登ってみたり・・・

材を割る斧を持つ右手が疲れれば左手に持ち変えてみたり・・・

と、色々無茶をしてきたもんだなぁ・・・・と(^^ゞ

   非常に質素でたまらない病院食(TOT)

手術後の夜・・・

イタイ・・・

とてもイタイ・・・

ぜんっぜん寝れませんでした(TOT)

あまりの痛さにナースコールのボタンをポチっと・・・


看護婦さん 「かぶさんどうしましたか?」

かぶ     「痛すぎです・・・(TOT)」

看護婦さん 「痛み止めをしますか?」

かぶ     「は、はい、よろこんで」

看護婦さん 「座薬なんですが、入れますよ?」

かぶ     「え?座薬?」

看護婦さん 「はいそうです、自分で出来ますか?」

かぶ     「できます、できます!」


流石に座薬を若いナースにお願いするのは恥ずかしかった(^^ゞ

まぁ、アチラは仕事だし何も思わないだろうが・・・

でもやっぱり恥ずかしくて・・・(^^ゞ


数時間後・・・

夜中にナースステーションに行って・・・

かぶ     「スイマセン・・・やっぱり痛くて痛くて・・・寝れません・・・」

看護婦さん 「ダメですか・・・」

かぶ     「はい・・・ダメでした・・・」

看護婦さん 「では痛み止めの注射をしましょう」

かぶ     「そうして下さい」

看護婦さん 「でもこれはかなり強いのでトイレに行く時とか十分注意してくださいね」

かぶ     「は?」

看護婦さん 「かなりフラフラすると思うので・・・」

かぶ     「そんなことでしたら問題なしです!痛みが取れて寝れるなら大丈夫です!トイレは我慢しますから!」


結局、寝れず・・・(TOT)

この日は睡眠不足とかなりの疲労・・・

明日も続くのだろうか・・・

かなり不安・・・

   喫煙室のある病院・・・助かりました(^^ゞ

やはり二日目の夜も寝る事は出来ずに

また夜中に看護婦さんとのやり取りが数回・・・


昼間はなんとか痛みをごまかせるんです

タバコを吸いに行ったり

近くのコンビニに行ったり

お見舞いの方が来てくれたりと・・・


流石に二日目の夜にはこう感じました・・・

「こんなに痛い思いをするなら手術なんかするんじゃなかった・・・」

   6時が起床時間なのですが・・・

毎日4時か5時にはベッドから起き上がり

病院内を徘徊する始末・・・

毎日、日の出を見て過ごしました・・・(^^ゞ

   ニョーボがケータイで・・・

指先も3日間はまるっきり動かなかったのですが

(手はグローブのようにパンパンにはれ上がってました)

しかし4日目頃にはなんとかピースも出来るようになり・・・


退院後・・・

8日間の入院でしたが

現在は週一度のリハビリに通っております

毎日、宿題として出されているリハビリ項目をこなし

事務関係の仕事しか出来ませんが

会社にも行っております


さてさて・・・

完全社会復帰はいつになることやら・・・




つまらない内容にお付き合い下さいましてありがとうございますm(_ _)m

また、採集記内でご報告したいと・・・

え?いらない?

しくしくしく・・・(TOT)






11月03日   山梨県


時は遡りまして・・・

今期初の山梨オオ狙いで行ってまいりました

   まだまだ山は緑です

昨年までに見つけておいた材をチェックしに花さんと・・・

昨年出た材は・・・

今年も入っているかな?

という期待・・・

それと

長年見てきた材は・・・

今年はそろそろいい状態になっているだろう

という期待・・・


さて、いかに・・・

   新しい花さんのリュック・・・赤とは予想外(^^ゞ

結局は

撃沈でした(TOT)


これはかなりきつかった(TOT)

持ってる手玉を使い切ってしまった感じです・・・

   まだまだ早い台場クヌギ

となると次回はどこを回るか・・・

と、頭の中の「山梨の材のありか引き出し」を

上から順番に開けていかなければなりません

期待の高い材はメモを取ってあるのですが

期待の薄そうな材はメモしてないし・・・

後は記憶を頼りに・・・

さてさて・・・

   かなり紅葉の進んでいる木々も・・・

現在、右手だけで

パソコンの中の過去の画像と

記憶を頼りに

材をピックアップしております


今年は正直キツそうです(TOT)

   山梨〜〜〜!

今年はどうなるのかっ!

(^^ゞ


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